気になるチーズの定義っていったい何？

チーズがとにかく好き！という方も多いと思いますが、チーズの定義についてご存知ですか？そもそも、チーズとは何なのでしょうか？

1：知りたい基礎知識　チーズって何？

日本は世界的に見ると、それほどチーズ大国とは言えません。しかし、日本のスーパーにも、数種類のチーズが常に置かれていますよね。チーズの定義とは何か？と聞かれた時に、はっきりと分かっているという方は少ないと思います。実は、チーズは非常にシンプルな材料から作られています。生乳とそのタンパク質を固めてくれる酵素成分、その二つがあればチーズが出来るんです。最も簡単なチーズの作り方は、温めた生乳に、タンパク質を固めてくれる酵素成分を加え、ホエイと呼ばれる生乳に含まれる水分を抜くというものです。この方法で、最も簡単なチーズを作ることができます。

2：チーズの定義

日本には公正競争規約というものがあり、チーズの定義が存在します。その定義によると、乳、バターミルククリーム、またはこれらを総合したもののほとんどすべて、または一部のタンパク質を、酵素またはその他の凝固剤によって凝固させ、ホエイの一部を除去したもの、またそれらを熟成したものとされています。つまり、チーズにカビは必須ではないというわけです。熟成やカビを生やさせないチーズは、フレッシュチーズと呼ばれており、これらはモッツァレラチーズやクリームチーズを含みます。簡単に言うと生乳プラスタンパク質を固めてくれる酵素成分マイナスホエイがフレッシュチーズというわけです。