意外な一面も?アメリカのチーズの歴史

ハンバーガーにステーキ、ピザなどアメリカンフードと言えば、何かとチーズが欠かせません。チーズ大国の多くはヨーロッパ 諸国ですが、アメリカも、確かにチーズの消費量が多そうな国のひとつですよね。
1:チーズの発祥はアメリカではない
様々な物の発祥地であるアメリカですが、チーズの発祥はアメリカではありません。チーズの歴史は非常に長く、紀元前からもすでに始まっていたのではないかと言われているほどです。チーズが初めて生まれたのは、中近東という説が最も有力で中近東からヨーロッパに広まり、フランスやイタリア、ドイツ、ギリシャなどのチーズ大国が生まれました。ヨーロッパ各国は、それぞれの特徴あるチーズがとても有名で、伝統的な食材の一つ。オリジナルの製法や風土に合った原料を使うことで、チーズが洗練されたエリアです。現在、アメリカは乳製品の消費量が最も多い国の一つではありますが、ヨーロッパからの移民を迎えるまでは、チーズなど存在しない国でした。チーズがアメリカに入ってきたのは、19世紀頃だと言われています。
2:アメリカの代表チーズ
アメリカには、モントレージャックやコルビーといった代表的なチーズがあります。また、私たちにも馴染み深いフィラデルフィアチーズですが、これはチーズの産地や歴史とは全く関係がないということをご存知でしたか?チーズの売り上げに悩んだ会社が、知名度の高い名前をつけようとランダムにフィラデルフィアという名前をつけ、売上をアップさせたようです。専門店なども多く、今やアメリカ人の生活に欠かせないチーズですが、歴史には、色々と興味深い面があります。