強烈な臭いと酸味が魅力の青カビタイプ

■苦手な人が多い青カビタイプ

白カビチーズは白カビを使ってチーズの表面から熟成させていくのに対し、青カビタイプは青カビを使ってチーズの内側から熟成させていくタイプのチーズです。チーズの内側から熟成するので硬さがあり、硬さでいうとセミハードチーズに分類されます。青カビタイプは強烈な酸味やニオイが特徴的で、大好きという人もいれば苦手という人も多い傾向にあります。一般的にはブルーチーズと呼ばれていますが、細かく分類するとゴルゴンゾーラとかロックフォール、スティルトンなどの品種があります。

一般的には青いカビには毒性があると言われていますが、青カビタイプに使われるカビは食用のものなので、毒性はもちろんありません。安心しましょう。

■独独の香りと味を楽しむ青カビタイプチーズ

青カビタイプは、強い酸味や香りがあるため、料理やお菓子作りに使っても、チーズが存在を主張しすぎてしまうことが多く、相性が良い食材を見つけることは簡単ではありません。そのため、一般的にこのタイプのチーズは、ワインと一緒にそのまま食べるのがおすすめです。チーズの味や香りが強いので、合わせるワインは甘味が強いものを選ぶと、お互いの味や香りを引き立ててくれます。また青カビタイプのチーズを料理などで使う場合には、パスタとかサラダのトッピングとして使う方法が人気です。

青カビタイプのチーズは、開封してから2週間程度が賞味期限となります。放置して別のカビが生えてきたら、食べないようにしてください。