世界的にポピュラーなゴーダチーズ

■ゴーダは日本人の味覚にもピッタリ
セミハードタイプのゴーダチーズは、オランダ産のチーズの中では代表的なもので、オランダにおけるチーズ生産量のなんと60%を占めるほどです。円盤の形をしていて、一つ一つの大きさはそれほど大きくはありません。ゴーダの特徴は、表面がロウでコーティングされているという点です。そのため、ナイフを入れない限りは熟成が進むことが少なく、本場のオランダでは裸の状態で販売されている光景も多く見ることができます。
ゴーダチーズは、日本人の味覚とも相性が良く、日本でも高い人気があります。スライスされた状態で販売されているものが多いので、おやつなどとしてそのまま食べる人も多いでしょう。チーズ特有の味や酸味などはほとんどなく、味わいもクリーミーでさっぱりしています。熟成させたものでも、酸味が増すことは少なく、旨味や香り、そしてコクが深くなるので一層美味しくいただけます。
■ゴーダはどんな食べ方がおすすめ?
ゴーダチーズは、いろいろな食べ方ができます。癖がないので他の食材とも相性が良く、お菓子作りから料理まで、幅広く活躍してくれます。例えば、パンやクラッカーに乗せてそのまま食べても良いですし、ピザやグラタン、オムレツなどに使うのも良いでしょう。また、ディップにして使っても美味しいですし、チーズフォンデュとしても活躍してくれます。このチーズは乾燥しやすいため、そのまま食べるなら、長時間放置しないように気をつけ、食べる直前ぐらいに常温に戻してあげるのがおすすめです。