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熟成すると香ばしくなるのが魅力のルブローション

■原料が厳選されているルブローションチーズ

フランスのサヴォワ地方で誕生したルブローションは、無殺菌の牛乳を原料として使っています。牛乳なら何でも良いというわけではなく、アボンダンスかモンペリアルド、またはタリーヌという種類の牛に限定されているのが、ルブローションの大きな特徴です。ルブローションの熟成期間は最低15日以上となっていますが、熟成がそれほど進んでいないチーズはとても甘いのですが、熟成が進むと甘味がどんどん抑えられて、その代わりに香ばしさが出てきます。塩分や酸味などがないので食べやすく、牛乳の風味を感じられる気品ある味が魅力のチーズです。

ルブローションは、円盤形をしているのが特徴で、大きさは直径が10cm未満のものから15cm程度のものまでバリエーションがあります。チーズの表皮はややオレンジがかっているものの、全体的にオフホワイトです。

■ブローションのおすすめの食べ方

ルブローションは、酸味や独特のニオイなどが少ないため、そのまま食べても食べやすいチーズです。本場のフランスでは、生ハムやトーストしたパンなどと合わせて食べたり、クラッカーやピクルスなどとサンドにしていただく食べ方が人気です。お料理に使うよりも、素材を生かした食べ方の方がルブローションには向いています。またワインと合わせるなら、白ワインなら甘口でも辛口でも相性が良いのでおすすめです。赤ワインと合わせるなら、軽めでフルーティなものを選ぶと良いでしょう。

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