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気になる日本のチーズの歴史

どんなスーパーにも必ず数種類は置いてあり、ほとんど毎日口にする食材の一つと言えば、チーズです。日本人にも親しみ深いチーズですが、日本とチーズには、どのような歴史があるかご存知ですか?どのようにして、日本人はチーズを食べ始めるようになったのでしょうか?日本人の生活にチーズが入ってきたのは、いつ頃なのでしょうか?今回この記事では、日本とチーズの歴史についてご紹介していきます。

1:意外と古い日本のチーズの歴史

チーズというと、西洋の食べ物というイメージ。そうなるとやはりチーズが日本に帰ってきたのは、最近なのでは?と思うかもしれません。しかし、日本のチーズの歴史は意外と古く、それは飛鳥時代にまで遡るものなんです。日本で、最初に作られたチーズは、蘇と呼ばれています。飛鳥時代に作られていたチーズで、とても高級な食材として貴族や天皇だけに捧げられていました。牛乳を煮詰めるというシンプルな方法ながらも、あくまでチーズはチーズ。モンゴルの乳製品を真似て、作ったのではないか?と言われています。

2:江戸時代から現代まで

飛鳥時代が終わるとチーズ作りは、なくなってしまいます。江戸時代に乳製品を作り始めるようになった日本は、蘇と同じチーズを作り始めます。海外からチーズを輸入し始めるようになったのは、それからさらに数世代後の時代。最初の輸入元の国はオランダです。国内での生産が本格的に始まったのは昭和初期ですが、当時の日本人への受けは良くなく、普及することはありませんでした。1970年代のチーズケーキブームをきっかけに、現代のようなチーズ人気が始まりました。

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