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フランスの修道士が作ったチーズ、シャウルス

■酸味と塩味が強めのシャウルス

シャウルスは、12世紀あたりにフランスのブルゴーニュ地方の修道士によって作られたという起源をもつ白カビタイプのチーズです。作られたのはブルゴーニュ地方なのですが、シャウルスという名前はシャンパーニュ地方にちなんでいて、チーズ名となっているシャウルスのシャ(猫)とウルス(熊)は、チーズのパッケージにモチーフとして描かれています。

白カビチーズというと、酸味が少なくてまろやか、食べやすいという特徴がありますが、白カビチーズの中でもシャウルスは、比較的酸味が強いのが特徴です。原料には牛乳が使われていて、最低2週間熟成させているため、酸味と塩味が他の白カビチーズと比べて強く出ているようです。チーズの大きさは直径10cmを超えるぐらいが一般的で、重さは500g前後となっています。商品によってはもう少し小さなものもあります。

シャウルスの表面はとても柔らかく、白カビがベルベット状となっています。ナイフを入れると内側は薄い黄色をしていて、ホロッとしています。コクがあって滑らかな味わいがある他、下の上にシッカリとした後味や旨味を残してくれるのが魅力のチーズです。

■シャウルスをワインと合わせるなら軽めがオススメ

シャウルスは、酸味や旨味を生かし、クラッカーやフルーツなどと合わせて食べる方法がおすすめです。ワインとも相性が良いのですが、チーズ自体にシッカリとした味があるので、合わせるワインは軽めの赤ワインとか、フルーティな赤ワインを選ぶと良いでしょう。赤ワイン以外ではシャンパンなどとも相性が良いので、おすすめです。

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