世界三大ブルーチーズの一つ、イタリアのゴルゴンゾーラ

■筋状に入る青かびが特徴のゴルゴンゾーラ
青かびタイプのチーズの一種であるゴルゴンゾーラは、イタリア産のブルーチーズです。ゴルゴンゾーラは、イギリスのスティルトンやフランスのロックフォールなどと並んで、世界三大ブルーチーズと呼ばれていて、とても高い知名度があります。ピリリとした青かびの刺激を楽しめるチーズで、薄い黄色をしたチーズには青かびが筋状に入っているのが特徴です。
ゴルゴンゾーラは、温めたミルクに乳酸菌をくわえてカゼインと呼ばれるたんぱく質を作り、そこからホエイを取り除いたものに青かびを植え付け、整形しながら熟成するという製法で作られています。青かびの量によってドルチェタイプとピカンテタイプとがあり、青かびを多く使っているピカンテは、味わいがシャープで青かびの辛みがピリッと聞いているのが特徴で、青かびが少なめのドルチェは、マイルドな口当たりが特徴のチーズとなっています。
■ゴルゴンゾーラはパスタやサラダと相性抜群
ねっとりした食感とマイルドな塩味が魅力のゴルゴンゾーラは、パスタのソースなどに使われることが多い他、パスタやサラダのトッピングとしても良く活用されます。ドライフルーツとも相性が良く、ハチミツをかけていただく食べ方も人気があります。
ゴルゴンゾーラは購入した後でも熟成が進行しているため、チーズから水分が出てきます。この水分は、放置すると別のカビが生える原因となってしまうので、良くふき取ったうえで密閉容器に入れて保存するのが得策です。