フランス最古のチーズ、青かびタイプのロックフォール

■羊乳で作ったクリーミーなロックフォール
フランス産のロックフォールは、フランス最古のチーズと言われているほど長い歴史を持っています。羊乳を使っているため、特有の風味があり、味わいはクリーミーなのが大きな特徴ですが、白いチーズに青いマーブル模様が入っている見た目もまた、ロックフォールの大きな特徴となっています。
ロックフォールの味わいはまろやかでクリーミーですが、塩味と酸味がはっきりとしているため、口に入れるとピリッとした刺激があります。また、羊乳特有の甘味もあります。羊乳が嫌いな人にとっては苦手なタイプのチーズかもしれませんが、羊乳が好きな人にとっては、病み付きになってしまいそうなチーズではないでしょうか。
ロックフォールは、イタリア産のゴルゴンゾーラやイギリス産のスティルトンとあわせて世界の三大ブルーチーズと並び称されますが、羊乳を使っているのはロックフォールだけです。そのため、他の二つのチーズと比べると、明確な違いを味わうことができます。
■ロックフォールはどんな食べ方がオススメ?
ロックフォールは、はっきりとした味や酸味、塩味があり、ピリッとした刺激があるので、食べる際にはサラダやパスタのトッピングなどとして少量をいただくという方法がおすすめです。ドレッシングとかディップとして使うという方法も人気があり、マイルドになるので食べやすくなります。ワインと合わせるなら、重たい赤ワインや、酒精強化されているワインなどがおすすめです。