1. HOME
  2. ブログ
  3. しっとりしたオレンジ色の表皮が魅力、マンステール

しっとりしたオレンジ色の表皮が魅力、マンステール

■ドイツのマンステール原産のウォッシュチーズ、マンステール

マンステールは、フランスとドイツの国境に広がるマンステール谷を原産とするチーズです。もともとは、この谷にある修道院で暮らす修道士たちが、放牧を行いながらチーズ作りを始めたのがきっかけで舌が、中世の頃にはマンステールの製法が遠く露レール地方にも伝えられ、現在でもヴォージュ山脈の東西で同じマンステールが作られています。マンステールの製造では、塩水を使ってウォッシュしながら熟成していくのが特徴です。

マンステールは、シットリとしたオレンジ色の表皮が特徴です。内側はネットリしてクリーミー、味は比較的マイルドで滑らかに仕上がっています。大きさはバリエーション豊かで、小さなもので直径10cm前後、大きなものだと直径が20cm近くのものもあります。

■マンステールは後味がスッキリ

マンステールは、ウォッシュタイプのチーズの中では、比較的食べやすいタイプと言えます。ライ麦パンなど酸味のあるパンに塗っていただいても美味しいですし、リンゴと合わせて食べる方法も人気があります。また、キャラウェイシードを添えて食べると、後味がとてもスッキリするので、もしもキャラウェイシードが手に入る人はぜひ試してみることをおすすめします。

料理として使うなら、カリフラワーとマンステールをコラボさせてトーストするなど、シンプルな味わいを楽しめるレシピがおすすめです。マンステールと相性が良いワインは、フルーティでコクのある赤ワインや、甘口の白ワインが良いでしょう。

関連記事